スティッフパーソンとは

スティッフパーソン症候群って?

非常に稀な進行性の神経疾患で自己免疫疾患(原因不明だが自分の体を攻撃する抗体が自分の体の中で作られ障害を引き起こす)の一種です。
 体を動かす際、動かす筋肉と反対の働きをする筋肉がお互いに邪魔をしないように働くのですが、反対の筋肉を緩めることができず同時に力が入ったままとなり筋肉の強直(自分の意志ではなく数秒から数分続き時に持続する筋肉の収縮)や痙攣(痛みを伴って持続的に筋肉の収縮が起こる)、ミオクローヌス(単一の筋肉または筋群に生じる短いショックに似た筋収縮)を引き起こしています。
 これらは筋肉を緩める作用を持つ脳や脊髄の神経系統が上手く働かないために生じます。
 大きな音や体への接触、情動や状況の急激な変化などによって筋肉に発作性の痛みを伴う痙攣が容易に誘発され、歩行困難となります。ほかにも嚥下障害(飲み込みにくくなる)や構音障害(喋りにくくなる)、ふくらはぎの筋肉の拘縮(硬くなって動かなくなる)、筋断裂(肉離れ)、痙攣に伴って腰部前弯や自律神経症状として発汗過多、血圧上昇、頻脈の症状などが見られます。